朝起きて、ふと鏡を見たときに感じる違和感。
他人の目が気になって、言いたいことを飲み込んだり。
周囲に合わせて疲れ切った自分に気づいたとき――
「私って、どこへ向かってるんだろう?」
そんなふうに迷った経験、ありませんか?
でも大丈夫。
それは「自分に戻ろうとしているサイン」です。
自分軸は“コンパス”、不動心は“地面”
自分軸とは、「どこへ向かいたいか」を示してくれる内なるコンパスです。
それは、こんな小さな行動から育ちます。
- 本音を無視しないと決めたら、「イヤだな」に気づいてあげる
- 今日は疲れたから、10分だけ横になる
- 他人の期待より、自分の正直さを選んでみる
一方で、不動心とは「一度揺れても戻ってこられる心の地面」。
焦ったり、比べたり、落ち込んだり。
人間だから当たり前です。
でも、ふぅっと深呼吸して、自分の中心に戻ってこれる力。
それが“不動心”なんです。
自分軸で道を選び、不動心で一歩ずつ進む。
このセットがあるだけで、ずいぶん心は軽くなります。
疲れる生き方の原因は、“心のエネルギー漏れ”
他人の期待、空気の読みすぎ、SNSの情報――
私たちの心は、日々“外”のことで消耗しています。
たとえば:
- 苦手な人との会話でヘトヘトになる
- 「みんなはちゃんとしてるのに」と自分を責める
- 誰かのひと言が頭の中で何度もリピートされる
これはすべて、自分以外のものにエネルギーを奪われている状態。
でも、心の向きを“外→内”に変えるだけで、ずっと楽に生きられます。
今日からできる、やさしい自分軸の育て方
🔸「今、自分はどう感じてる?」と問いかける習慣 忙しくても、1日1回だけでいいんです。 自分の本音に耳を澄ませることが、自分軸の第一歩。
🔸 「やりたいこと」と「やらなきゃいけないこと」を仕分ける “やらなきゃ”が多いと、心が枯れてしまいます。 少しずつ“やりたい”を増やしていきましょう。
🔸 「揺れてもOK」と許す力 揺れたって大丈夫。 戻ってくる場所があれば、それが“あなたの中心”になります。
自分を守ることで、人にもやさしくなれる
自分軸を持つことは、わがままになることではありません。 むしろ、「自分を整えてから人と関わる」ためのメンテナンス。
人の顔色を見続けて疲れるよりも、 自分の気持ちに正直でいるほうが、長くやさしくいられるんです。
だからこそ、こう問いかけてみてください。 「これは、私が望んでいること?」
その一歩が、あなたを少しずつ自由にしていきます。
今日のやさしい名言: 自分軸は、どこかにあるものじゃない。揺れながらも、戻ってくることで“育っていく”もの。
